FPのためのがん治療・患者支援事例検討会&会員交流会のご報告


千葉・ペリエホールで交流会&事例検討会を開催しました
2025年12月14日(日)12時30分より、千葉駅直結のペリエホールにて、会員向け交流会&事例検討会を現地開催しました。
当日は15名の会員が参加し、対面開催ならではの、あたたかく活気ある時間となりました。
冒頭は自己紹介からスタート。
地元の千葉、東京だけではなく、山形や三重、長野、岡山など、遠方から参加された方もいて、あらためて私たちの活動が地域を越えて広がっていることを実感しました。これまで研修の多くはオンラインで行ってきたため、全国各地から参加がある一方で、「直接会う」のは初めてという方も少なくありません。
だからこそ、顔を合わせて言葉を交わし、ちょっとした表情や空気感を共有できたことは、参加者にとっても特別な体験だったようです。「やっと会えましたね」という声があちこちで聞かれ、対面ならではのつながりの深まりを感じました。

今回の交流会&事例検討会では、プロジェクト参加の会員による発表も行われました。
2025年5~12月にかけ、患者支援に必要なテーマに対し知識を深めながら、講師などの立場で伝える方法について学ぶプロジェクトです。
今年はがん経験者などが加入できる保険がテーマでした。保険加入の要件や保険が保障する範囲・内容を患者さんに誤解なく伝えるにはどうしたらいいかといった内容をスライドにまとめ、当日参加のメンバー3名による口頭発表でした。
それぞれがこれまで積み重ねてきた学びや経験を、自分の言葉で丁寧に伝える姿が印象的で、会場からはあたたかな拍手が送られました。発表を終えたあとの表情からは、やり切った達成感が伝わってきました。

続いて、顧問の黒田尚子さんによる基調講演。
これからFPとして、そして患者支援に関わる専門職として活動していきたい人にとって、実践的で示唆に富んだ内容でした。参加者からは「今後の活動のイメージが具体的になった」「背中を押してもらえた」といった声も聞かれました。
後半は、4つのチームに分かれての事例検討ワークショップ。
それぞれの立場や経験を持ち寄りながら意見を交わし、「一人では気づかなかった視点に出会えた」「考え方の幅が広がった」といった感想が寄せられました。アンケートでも「とても有益だった」「もっと時間が欲しかった」という声が目立ち、学びの深さを感じさせる時間となりました。



最後に、代表理事の黒田ちはるから今後の活動予定についての説明があり、研修会は終了。

その後は懇親会へと場所を移し、さらに交流を深めました。研修中とはまた違ったリラックスした雰囲気の中で、活動のこと、日々の悩み、これからやってみたいことなど、話題は尽きませんでした。
リアルでのイベント開催は決して多くはありませんが、だからこそ、実際に会って話せる時間の価値をあらためて感じる一日となりました。
「次はどこで会えるかな」「また参加したい」――そんな声が自然に生まれる場になったことを、うれしく思います。
次回、みなさんと直接お会いできる機会を楽しみにしています。
参加者アンケート(一部抜粋)
「同じ地域で活動をされている方と繋がることができたので、情報交換しながら取り組みを進めていきたい。」
「黒田尚子さんの基調講演は、大変参考になりました。患者さんへの相談を行う際の留意点が、まさに患者目線で、患者さんが安心して信頼して相談したいと思えるような内容でした。」
「がんプロジェクト:がんでも入れる保険の情報について具体的な商品名をあげて説明があり参考になりました。基調講演:独立系FPとしての事業運営について再確認できました。」
「今後、患者家計アドバイザーに対しても、より実践的な支援に取り組んでいくというお話を伺い、協会として大切にされている方向性がとてもよく伝わってきました。知識を学ぶだけでなく、現場でどのように向き合い、支援につなげていくのかを考える機会をいただけたことを、ありがたく感じています。」
「幅広い情報交換ができました。ありがとうございました。」
「やっとリアルに会えまして、皆さまの熱意が感じられて本当良かったです。」
執筆者:松川 紀代(AFP、一般社団法人患者家計サポート協会)
監修者:黒田ちはる(CFP、一般社団法人患者家計サポート協会)
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